転職を考えた方がよいブラックな施設とは

介護職としていくつかの施設を経験していると、求人情報では気づかなかったとしても勤務していて「もしかしてブラック施設かも」と気づくことがあります。

では、どういったことが原因で働いている施設がブラックだと気付くのでしょうか。転職に成功し、初めてその施設に出勤する日というのは、基本的に歓迎ムードで迎えられるものです。それには新しく一緒に働いてくれる人に対しる期待ももちろんありますし、少しでも長く自分たちの職場で働いてほしいという思いもあります。ところが、労働環境が悪く、1人1人の仕事が激務の場合は、自分の仕事のことで手いっぱいで、新しく同じ施設で働く仲間のことを考える余裕はありません。

労働環境が悪いブラック施設で勤務している人たちは、表情が沈みがちなうえに目もうつろなことが多く、新しく施設で勤務することになった人に対しても笑顔で接してはくれません。場合によっては、挨拶すら交わしてもらえないこともあるようです。そういった施設に勤務することとなった場合は、せっかく採用されたとしてもその労働環境の悪さから長期間働けない可能性が高いです。

もう1つ、タイムカードでもブラック施設かどうかを判別出来ます。介護職では、さまざまな理由で時間外労働をすることになりますが、残業をしたのにタイムカードが定時で押されていた場合、その施設は残業代を支払ってくれない可能性が高いです。その施設で勤務してもサービス残業を課せられるだけなので、早急に別の施設への転職を検討しましょう。