ブラックな介護施設から脱出!転職のすすめ

介護施設の中には、労働環境の劣悪ないわゆる「ブラック」と呼ばれる施設があります。

こういった施設では、労働基準法が適切に守られていないのが特徴の1つです。たとえば、労基法では原則週に40時間、1日に8時間までと労働時間の上限が定められています。また、休日も週に1日以上、月に4日以上与えられるのが原則です。ところが、ブラックな施設では、巧みな手口で労働者を欺き、あたかも労基法を遵守しているかのように見せかけていることがあります。 ((他にもこれはブラックではないかと思ったら、こちら【ブラック企業、もう我慢しない!】でチェック))

たとえば、実際には夜勤をしているのに、宿直扱いにして休日の数をごまかす手口があります。仮に、木曜日の夜から金曜日の朝にかけて夜勤をしたと想定しましょう。この場合、木曜日も金曜日も労働したことになりますので、金曜日の仕事明けは休みにはカウントされません。ところが、宿直扱いにされてしまった場合は、木曜日のみが労働日とみなされ、金曜日は休日扱いにされてしまうのです。もしも、本当に宿直であったのなら何の問題はありませんが、仕事の内容が宿直ではなく、普通の夜勤だった場合は、大問題です。なぜならば、休日の数を巧みに1日減らされていることになるからです。 言うまでもなく、適切な労働をするためには、休日を適切に与えらることが欠かせません。

もしも、このようなブラック施設に働いているのであれば、即座に転職することがおすすめです。中には、きちんと法令を遵守している施設も数多く存在するのですから。